科学館事業のコンセプト
港区立みなと科学館の設置目的
港区立みなと科学館は、科学を体験する場を提供することにより、区民の科学への関心を高め、
もって区民の教養の向上及び主体的な学びの意欲の増進に寄与することを目的に設置されました。
事業のコンセプト
先進的な学びの、その先へ
「まちと共に人々の成長を支える科学館」
「体験と探究」「連携と共創」
「交流と発信」の役割を担います
港区は、歴史と国際性が豊かな都市であり、先端的な研究や様々な技術を持つ企業が集積しています。
みなと科学館では、この特徴を活かして、子どもたちをはじめとする人々を対象として、世界で活躍していく人材を、活動を通じて輩出していきたいと考えています。そのために区の理科教育の体験学習機能を前提に、都会の真ん中で科学や技術をテーマとした新しいコミュニケーションの場として科学館を運営します。
我々は、『先進的な学びの、その先』に向けて、まちと共に人々の成長を支援していきたいと考えます。
みなと科学館を区民の誇る「知の拠点」とし、地域の人々と共に科学体験や文化活動を行います。この交流によるさらなる地域活性化にも関わり、地域ブランドを高める活動へ繋げることに取り組みます。
運営の理念
みなと科学館では、科学と技術をテーマに人々の交流と地域の活性化をエンジンとして、まちへの誇りと愛着を持ち、国際的な視野で世界をリードしていく人材が成長していくことを目指していきます。
未来予測の難しい現代社会情勢であっても、子どもたちには、「自分たちには、これからの社会を変えていく力があるという自信」を持ってもらいたいと考えます。多様な視点で物事を捉え考える力、人とのコミュニケーション能力、多彩な人々たちとの共創する力、新たなモノを発想し、創造する力を身につけて、誰もが幸せである社会を実現して貰いたいと考えます。
このために科学館の利用者が、日常生活の中でも科学を身近なものとして捉え、その知識と教養を持って、自分たちの生活する地球の未来を想像する活動を大切にします。